アンセイン~狂気の真実~(原題Unsane)

何が本当で何が偽りなのか、その間で揺れ動く感じがすごく面白かった。
【作品概要】
公開:2018年
上映時間:98分
監督:スティーブン・ソダーバーグ
出演キャスト: クレア・フォイ、ジョシュア・レナード、ジェイ・ファロー他
あらすじ
ストーカー男のデビッドにつきまとわれているソーヤーは、母親に本当の理由を打ち明けないまま引越し新生活をスタートさせる。精神的に追い詰められていた彼女はとある施設でカウンセリングを受けるが、強制的に入院させられることになってしまう。警察に助けを求めたものの取り合ってもらえず、他の患者を殴ったために入院期間は延長。やがて彼女の前に、ストーカーのデビッドが施設の職員として現われ…。
感想
あらすじだけ見るとストーカー系のサイコスリラーだけど単純にそれだけで終わる感じじゃなくて面白かった。
というかそういう風に考えて見てるとたぶん序盤あれ?ってなって混乱する。
誰がおかしいのかっていう印象がコロコロ変わっていって不気味な感じ。
内容的にはストーカー話+“勝手に病気認定されて精神病院入れられたらどうなるか?”って展開。
考えながら見てたけど、まともでも狂ってても出せって抵抗するだろうし、そいしたらもっと治療が必要って判断したようにされるだろうから、初手で詰んでるなって思ってしまった。
評価:8/10点
出演者の表情も映像表現も色々なところが狂ってて楽しい。