壁の中の男(原題The Man in the Wall)

わかるようなわからないような困惑する展開が続くけど目が離せない。
【作品概要】
公開:2015年
上映時間:92分
監督:エフゲニー・ルーマン
出演キャスト:タマル・アルカン、トム・アントポルスキー、シュロミ・アブラハム他
あらすじ
犬の散歩に出たまま戻らない夫。突然の失踪に困惑する妻。次々に現れる訪問者の口から明かされる事実により、妻の幸せな日常は音を立てて崩れていく…。
感想
ちょっと前に見た“置き去り”と同じ感じかなーと思って見てみた。
途中までは色々頭おかしい人なのか、主人公がおかしくなっててそう見えてるのか???な感じで期待通り。
たぶん精神も多少おかしくなってるんだけど、途中でクスリやっちゃうもんだからさらにおかしくなっちゃって面白い展開に。(こっちは意味わからなくて困惑するけど笑)
特に謎だったのが2点。
①謎の鼻息
主人公が出ていった部屋の中をなめるように動き回るカメラ。それに結構な大きさの鼻息がついてくる。ので、題名のこともあって実は旦那疾走してなくて隠し小部屋みたいなのがあってそこで室内を監視してる?とか思ったり。
②いきった警官笑
単なる失踪じゃしばらく警察来てくれないからDVと偽って警察を呼んだ主人公にキレまくっている警官。見ていて不快感マックス。これのせいで、“おかしい人ばかり出てくる”or“主人公がおかしくなっていて色々なことがおかしく見えている”のどちらかのタイプの映画なんだろうなと思ってしまう。
結局最後まで登場人物たちが何をどうしていきたいのかわからず困惑したけど、えぇ~?と思いながらも目が離せなかった。
壁の中の男というより壁に耳あり障子に目ありのほうが内容にしっくりくる気がする笑
評価:6/10点
よくわからない困惑する展開が続くけど何故か目を離せなかった。