蜘蛛の巣を払う女(原題THE GIRL IN THE SPIDER’S WEB)

双子設定は面白かったんだが…なぜ俳優変えたのか?
【作品概要】
公開:2018年
上映時間:117分
監督:フェデ・アルバレス
出演キャスト:クレア・フォイ、スベリル・グドナソン、シルヴィア・フークス他
あらすじ
AI研究の世界的権威である博士が開発した核攻撃プログラムをアメリカ国家安全保障局から取り戻す依頼を受けたリズベット。それは、16年前に別れた双子の姉妹、カミラが幾重にもはりめぐらした復讐という罠の一部に過ぎなかった。
感想
一番重要な中心の二人の俳優を変えておいて続編名乗るのないよなぁ…という感じ。
しかもふたりともいい俳優さんなんだろうけどこの作品にはマッチしていない印象を受けた。
まずミカエルのほうの俳優さんはなんというか終始空気だった。話の流れ上、出番が少ないのはあるけど出てきても、いてもいなくてもいいような…という感じが否めない。前作のは、人生の酸いも甘いも知ってるような感じで人としての深みがあるように感じたけど今作にはそれがなくて残念だった。
また、リズベットに関しては、雰囲気が清すぎるというかアナーキーな感じのリズベット感が無くなってしまって、なんというか“普通”な感じになってしまっていた。
そして見れば見るほどウエンツにしか見えない笑
それでも普通のアクションだったり、バイクアクションなんかは格好良かった。予告にも少し出るけど、凍った水の上をバイクで疾走するシーンはかなり格好良くてぞくぞくしました。
それだけに、配役には気を使って欲しかった。続編作るうえで一番大事な部分だと思うんだけど…。
評価:6/10点
続編としての期待は裏切られたけど、単品なら良かった。