スモール・タウン・クライム-回り道の正義-(原題SMALL TOWN CRIME)

あらすじが言うほど責任感から動いているようには見えなかったけど、わき目をふらなくなった終盤の雰囲気はカッコいい。
【作品概要】
公開:2017年
上映時間:92分
監督:エショム・ネルムス、イアン・ネルムス
出演キャスト:ジョン・ホークス、アンソニー・アンダーソン、オクタヴィア・スペンサー他
あらすじ
免職となり、自棄になっていた元警察官が見つけた少女は虫の息だった。責任感から犯人を追わざるをえなくなった彼は、思いがけず危険な世界に足を踏み入れる。
感想
テンポよく話が進んでいくのでこっちも結構作中の雰囲気にのれる。
テンポよすぎて酔っぱらった後のアホな展開が意味不明すぎて笑えるくらい。
あらすじにあるように、責任感から捜査やってるってのはイマイチ感じられず、明らかに功名心だろってしか思えなかった。あらすじが間違ってるのかもしれないけど、本当に責任感からやってるのであればそういうエピソードいれるべきだった。
まあその責任感からなのか少女を危険な交渉の場には連れて行かず…ってのは良かったかな。そして代わりに連れてったのはたぶん昔の出来の悪いダッチワイフ?笑連れて行かないみたいな流れだったのに車の隣に誰かいる!?仲間を女装させてるのかな?と思いきやっていう笑
主人公が酔っ払いなだけあって色んなバーとか出て来るけど、とあるバーのおばちゃん店員がカッコよすぎた。いろんなことを見聞きする能力とそれを使った洞察力、そして胆力に惚れる。
一番良かったのは主人公の顔つき。最初は明らかに酔っ払いで胡散臭いよどんだ目つきをしてたけど、終盤には目つきも変わってきてて今回の件で過去を乗り越えたんだなってことが分かるいい演技だと思った。
評価:7/10点
バーのおばちゃんだったり、終盤の主人公だったり魅力がある登場人物が素敵。