サイレント・トーキョー

悪くはないけどうーんって感じだった。やっぱ他国の同じような映画と比べると現実感の差で負けてるような。
【作品概要】
公開:2020年
上映時間:99分
監督:波多野貴文
出演キャスト: 佐藤浩市、石田ゆり子、西島秀俊他
あらすじ
クリスマスイブの東京。恵比寿に爆弾を仕掛けたという一本の電話がテレビ局にかかって来た。半信半疑で中継に向かったテレビ局契約社員と、たまたま買い物に来ていた主婦は、騒動の中で爆破事件の犯人に仕立て上げられてしまう。そして、さらなる犯行予告が動画サイトにアップされる。犯人からの要求はテレビ生放送での首相との対談だった。要求を受け入れられない場合、18時に渋谷・ハチ公前付近で爆弾が爆発するというが……。
感想
とりあえずテロ予告現場に見物行って死傷する人は普通に自業自得。
他国の同じような映画と比べてイマイチに感じる差は現実感の有無かな?
普通にありそうにないからなー
むしろとにかく目立ちたくて愉快犯ってほうがありえそうっていう。
途中犯人の伏線風な場面あってグループ的犯行かと思いきや、終わってから考えると過去の場面だったっぽくて意味のないミスリードみたいになってるのが訳が分からなかった。
そして一番気になったのは犯人の目的。
ストーリー的には反戦なんだけど、描写的には国民の危機感のなさを強調してるような行動でむしろ戦争への備えを促しているような。
犯人が壊れているが故ってことなら分からないでもないけど、それならそれでそれっぽい描写をもっと増やしてほしかった。
評価:4/10点
場面場面はいい感じなんだけど、それがうまくつながっていない感じ。