マーダー・オブ・キャット(原題MURDER OF A CAT)

友達が少ない自分としては、猫を親友(唯一の友達?)と言い張る主人公を見てて心が痛い…笑
【作品概要】
公開:2014年
上映時間:100分
監督:ジリアン・グリーン
出演キャスト: フラン・クランツ、ニッキー・リード、J・K・シモンズ他
あらすじ
ニートのクリントンは、ある朝家の前で愛ネコがボーガンの屋で腹を射抜かれて死んでいるのを発見。たった一人の親友を失ったクリントンは、恨みを晴らすべく犯人を突き止めようと、ボーガンの持ち主を捜索するのだが、その裏には予想もしなかった大きな黒幕が待ち構えていた!
感想
大きな黒幕…?なんのことだい???
主人公の風貌や素人探偵的なストーリーもあってか、事件を通じて子どもが成長するような昔の映画を見ている感じ。悪い意味ではなく。
それがたまたま子どもの時に内面の成長が止まったニートを主人公にしているだけみたいな。
最初は敵気持ち悪いし、主人公も言い訳ばっかりで魅力ないなと思ってたけど、物語が進むにつれて社会性が出てくるというか内面の成長がみられてそういう点では面白かった。
エンディングが平凡っちゃ平凡だけど主人公の変化をテーマにしてるんだろうからそういう意味では変に凝るよりは良かったんじゃないかなと思った。
ただ、親に依存しまくってた主人公の独り立ちを描くんだからもっと親を乗り越える的なイベントがあったほうが良かったように思う。
評価:6/10点
友達が少なく実家の犬と仲良しな自分からしたら心が痛い映画だった…笑