午後8時の訪問者(原題La FILLE INCONNUE)

町医者の淡々とした日常に挟まれる非日常を描いているから見どころはそんなないけど妙にひきつけられる。
【作品概要】
公開:2016年
上映時間:106分
監督:ジャン=ピエール・ダルデンヌ、リュック・ダルデンヌ
出演キャスト: アデル・エネル、オリヴィエ・ボノー、ジェレミー・レニエ他
あらすじ
若い医師ジェニーが診療時間を大幅に過ぎてから鳴らされたドアベルに応対しなかった翌日、近所で身元不明の少女の遺体が発見される。診療所の監視カメラにはその少女が助けを求める姿が映し出されていた。自分が診療しなかったせいで少女が死んだのではないかという思いにさいなまれるジェニーは、少女の生前の足取りを調べ始める。
感想
淡々と町医者の1日を過ごす中で事件の真相に近づいていく感じ。
本当に淡々としてて最後まで山場がない。
それでも面白いからいいんだけど。
色んな人が来る町医者である関係上、いい人もいればしょーもないのもいるっていう…主人公いいとこへの採用断って町医者継いだの後悔しそう…
事件について聞きに行ったせいでその子が思い悩んでるからもう関わるなとか、そいつが秘密を持ってるからそうなってるだけで悪いのお前やん?ってしかならず、こんな患者なら診たくないわ。
単純にサスペンスかと思いきや、人間の嫉妬心とか虚栄心をテーマにした感じの話だった。そうなると淡々としてたのがより味を持つ気がする。
評価:4/10点
見どころという見どころはないけど妙にひきつけられる。