ドローン・オブ・クライム(原題Drone)

テーマはいいと思うんだけど、余計な味付けをしすぎのような…
【作品概要】
公開:2017年
上映時間:90分
監督:ジェイソン・ボルク
出演キャスト: ショーン・ビーン、パトリック・サボンギ、マックスウェル・ヘインズ他
あらすじ
ドローン操縦士のニールはCIAの極秘任務でテロリストへの爆撃を繰り返しているが、私生活では愛する家族に囲まれて平穏な毎日を送っていた。そんなある日、ニールの亡き父が遺したヨットを購入するため、パキスタン人の男イミルが訪ねてくる。交渉は無事成立し、イミルはニールの自宅で夕食をともにすることになるが、次第にイミルの様子がおかしくなっていき……。
感想
仕事でイスラム教徒殺してる癖によく普通にイスラム教だろう人と接することができるな…って感心するというかなんというか。
はっきり言ってドローン爆撃とテロって違いほとんどないよね…
昔の戦争はまだ人数次第でやるかやられるかの差が小さかったけど、飛び道具が進化したから金持ってる方が強いってのがね…しかもその強い方が言いがかりつけて攻めてくるとかたまったもんじゃないなって思う。
さらに言ったら、アメリカ人がイスラム教徒をテロリストとして差別すんの本当頭おかしいですよね。自分たちが原因でやり返されたから逆ギレしてるだけじゃないの。
で、その辺がメインにしたい話題のはずなのに
嫁の浮気話は必要なのか???
むしろ無実の人がドローン爆撃の被害にあったったことと対比させるなら、ドローン操縦者の家族が罪もないのに殺されかかるって展開にするべきだったんじゃないかと思えてしまう。
余計な話題で味付けしたせいでメインにしないといけないテーマを薄めてるのが残念なところ。
評価:4/10点
シンプルに表現できるテーマだと思うんだけど、見せ場を作ろうと味付けしたらバランスを崩した感アリ。