スパイ・ミッション シリアの陰謀(原題Damascus Cover)

表面的な戦闘が起こっていなかったとしても普段からこういう小競り合い起こっているんだろうなって印象。
【作品概要】
公開:2018年
上映時間:93分
監督:ダニエル・ゼリック・パーク
出演キャスト: ジョナサン・リス・マイヤーズ、オリヴィア・サルービー、ユルゲン・プロフノウ他
あらすじ
イスラエルの諜報機関モサドに所属する凄腕エージェントのアリは、ある人物を脱出させるためハンス・ホフマンという偽名でシリアに潜入する。現地到着後すぐに、ハンスは自分が何者かに尾行されていることに気づく。自分の命が狙われていると知ったハンスは、誰ひとり信用できない極限状態の中で、命をかけた極秘任務に挑む。
感想
イスラエルvsアラブの局地戦って感じ。
どっちかが滅びるまで終わらないだろうな…って思うけど、相容れない中で何が何でも敵対するのではなくて妥協できるところは妥協するっていうのはかすかな希望が見える内容だった。
ただ、こういう状況になって世界の目が向かないようになっているから、コロナのどさくさに紛れて色々やらかしてそう感あるのが怖い。
報道がコロナ一辺倒になっちゃっててシリア情勢とか何も出てこないから心配なところ。
見ている側としては二面作戦は面白い。
けど、どうにでも対処できるであろう部下に対してならいいかもだけど、ぶっ壊れている部下に対してそれやると収拾つかないでしょとしか思えない。
下手うったらすぐ戦争になっちゃうんだからもう少し慎重にやってほしいです。
評価:6/10点
ずっとおさまりはつかないだろうけど、もし裏でこういうことが起こっているとしたらいいのになって思わされる映画だった。