ベイルート(原題BEIRUT)

beirut

ネットフリックス製作の映画。面白くはあるけど色々惜しいかなという印象です。80年代のベイルート辺りの中東情勢を少し予習してから見ると変な混乱をせず見ることができるかもしれません。

【作品概要】

公開:2018年

上映時間:109分

監督: ブラッド・アンダーソン

出演キャスト:ジョン・ハム、ロザムンド・パイク、シェー・ウィガム他

あらすじ

内戦で荒廃したベイルートで米国人スパイが拉致され、その救出に駆り出された落ちぶれ元外交官が、敵の要求する人質交換の交渉役として危険な勝負に挑む。

感想

主人公が各国・各立場が入り乱れる場を交渉で乗り切って昔の友人を助ける話。主人公が養子にしようとしていたけどその前に誘拐されてしまった少年がテロリストの弟だったという人間模様はよかった。

ただ、テンポの良さで多少ごまかされてはいるけど各人の掘り下げが浅いせいでそれぞれの行動の理由に納得できないというかもやっとしてしまいました。

 

そもそも内容を何も知らされないのにベイルートに戻ったというところから理解できなくて、んんん?となりました。国家権力がどうのこうのとあるのかもしれませんが話を持ってきた謎のおじさんが一応断れる逃げ道を示してくれたのだから行かなくてもいいじゃないと思ってしまいます。なので、生活がすさんで貯金を食いつぶしていた等のバックグラウンドがあれば、金銭を行く理由にもできるし、最底辺からの復活ということにもなってよかったんじゃないかと。

 

そんな状態で何故か来てみたら昔の友人が人質になっている。主人公はその友人の判断ミス(としか思えない)で奥さんを失っているため複雑な心境。と思っていたら、人質の奥さんと会い、理不尽に責めたてられる、“(人質となっている友人を)追い詰めたくせに!ベイルートでずっと許しを待っていたのに!”と。

正直見ていてこんなに不快になる人物は久々というくらい。展開の浮き沈みが少なく爽快感のある場面がないだけに結構引きずってしまいました。

 

終わり方もなんだかなぁって感じで、色々説明を放り投げている気がして素直にはとてもいい映画とは言えないなというのが正直な感想です。

 

評価:6/10点

面白くはあるけど…という感じ。

テロリストの弟視点で二部作作ればそっちのほうが面白い気がするのでやってほしいです。