アトミック・ブロンド(原題Atomic Blonde)

内容はそこそこいいのに演出がダサかったりマッチしてなかったりで滑ってる。
【作品概要】
公開:2017年
上映時間:114分
監督:デヴィッド・リーチ
出演キャスト: シャーリーズ・セロン、ジェームズ・マカヴォイ、ソフィア・ブテラ他
あらすじ
1989年、東西冷戦末期のベルリン。世界情勢に多大な影響を及ぼす極秘情報が記載されたリストが奪われた。イギリス秘密情報部MI6は凄腕の女性エージェント、ロレーン・ブロートンにリスト奪還を命じる。ベルリンに潜入中のエージェント、デヴィッド・パーシヴァルとタッグを組み任務を遂行するロレーン。彼女には、リスト紛失に関与したMI6内の二重スパイ“サッチェル”を見つけ出すという、もう1つのミッションがあった。リストを狙い、ベルリンに集結する世界各国のスパイ。誰が見方で誰が敵なのかわからなくなる状況下、ロレーンと世界の運命は?
感想
極秘情報が記載されたリストを目指して世界中の凄腕スパイがベルリンに集結してるって話だったけど、その割にみんな行動が雑なような…。スパイ感ない…
そして裏切り者が誰かってのは雰囲気で結構わかりやすい。
とはいえ内容自体は格闘あり入り組んだストーリーありで普通に面白いのに変な演出で損してる感がある。
特に地名とかを文字であらわすときにスプレーをシャーっと噴いて文字を出すみたいなの何か意図があるんだろうけどダサくて滑ってる。
あと、無駄に音楽に頼りすぎてるのがイマイチ。
当時の歌を使ってるらしいけど、選曲とシーンが合ってないところが多すぎる。本来なら当時を表現するうえで最高の手法のはずなのに使う場面をちゃんと考えていないせいで、とりあえずぶち込んで“ほら、いいだろ?”って投げられてる感じが否めない。
評価:6/10点
内容のいいところが演出で台無し。