ベンジェンス-復讐の自省録-(原題Acts of Vengeance)

死刑反対派の弁護士が、家族を殺されて死刑賛成派に変わった話みたいな映画。元弁護士なのにアクションがカッコいい。
【作品概要】
公開:2017年
上映時間:86分
監督:アイザック・フロレンタイン
出演キャスト:アントニオ・バンデラス、カール・アーバン、パス・ベガ他
あらすじ
愛する妻と娘を惨殺され、不在だった自分を責める敏腕弁護士。多くの言葉を操り成功してきた彼が、家族のかたきを取ろうと沈黙の誓いをたて、憎き犯人に挑む。
感想
死刑反対派の弁護士が、家族を殺されて死刑賛成派に変わった話みたいな映画。
度々ちょっとご都合主義が過ぎるというか突っ込みたくなるところがある。
ロシアマフィアの犬が元政府の犬だったとか。
どういう経緯で移ってきたんだよって、そいつのストーリーも見たくなる笑
なんにせよ可愛すぎるからなんでもいいんだけど爆
本作は、マルクス・アウレリウスの『自省録』を規範にして主人公が行動を起こす流れで、最初から貫かれるのが何かを成し遂げるまでしゃべるなみたいなやつ。(あやふや…)
そのせいでナレーションするとき以外は主人公がほとんどしゃべらないんだけど、明らかに今はしゃべらないと不都合だろって場面だったり、明らかに言葉が出かかってそうな場面だったりが結構あって、ちょっとクスっとくる。
そして映画の最後の“バーバラ・フロレンタインとシェリリン・ステッツに捧ぐ”って出てきたから、何か元になった事件とかあったのかな?と思って調べたけど、制作陣のご家族が病気で亡くなっただけっぽかった。そりゃそうか。
評価:7/10点
アクション良くて謎解きな感じも好きだけど、たまにしゃべれ!って突っ込みたくなる笑
ロシアマフィアの存在をうまく使いきれなかったのが残念かな。