血塗られた予定表(原題TICKING CLOCK)

これはこれでいいんだけど、ミステリー路線で最後まで行ってほしかった。
【作品概要】
公開:2011年
上映時間:102分
監督:アーニー・バーバラッシュ
出演キャスト: キューバ・グッディングJR.、ニール・マクドノー、デイン・ローズ他
あらすじ
事件記者のルイスは、数時間前に口論した恋人と仲直りをしようと彼女の家を訪れる。しかし、彼女は惨殺体となって横たわっていた。彼は犯人らしき男を追うが、見失ってしまう。ところが再び現場を訪れたルイスは犯人が落とした手帳を見つけ、彼が他にも殺人を予定しているという衝撃の事実を知る。さらなる殺人を止めようとわずかな手がかりから犯人を調べていくうち、信じられない事実を目の当たりにする…。
感想
これはこれでいいと思うんだけど、中盤までのミステリー感が好きだったから最後までその路線でいってほしかった。
そっちを望んでいた側としては若干安易な方に逃げたように思えてしまう。
この展開オッケーにしちゃうとミステリーなんてなんでもアリになって収拾つかないし。
SF目線を持っている視聴者からしたら視野狭窄の警察はクソに思えてしまうけど、一般的に考えると真実を知るってことを建前に嘘をつきまくって人を騙して情報を得るルポライターの方がクソだという…
この辺がマスゴミと言われる所以か…
最後に、場面転換の時に色々な描写をフラッシュさせるのは余計だと思う。
人によってはピカチュウみたいに気分悪くなってそう。
評価:5/10点
最後までミステリー路線で行って脚本家の腕を見せてほしかったけど、これはこれで悪くない。