バーチャル・ウォーズ(原題LETS BE EVIL)

単にSFとして見ると粗が見えるけどSFホラーとして見ると結構好き。
【作品概要】
公開:2016年
上映時間:82分
監督:マーティン・オーウェン
出演キャスト:エリザベス・モーリス、エリオット・ジェームス・ラングリッジ、カーラ・トイントン他
あらすじ
天才児向けのプログラムで、ARグラスを着けた子供達を監督する3人の職員。単純なはずの仕事が、いつの間にかその子らに追われる側に…。
感想
ARゴーグルをつけて表示される映像越しに話が進んでいきます。
その中でホラーな出来事が主人公ばかりに起こるけど他の人に見せると何も起こっていないというホラー的展開…
最初のあたりでゴーグル越しと実際が違うというのを見ているはずなのに一旦ゴーグル外して確認しないのは何故なのか???
その辺の思いつきさえあれば問題なく対処できそうなトラブルばかり。
でもその焦りわかります…
暗闇にたたずむ子どもたち、普通に怖いです…
子どもたちから逃げようにも逃げた先にまた現れる始末。
もう!どうすりゃいいんだよ!という気持ちになるのも当然です。
まあゴーグル外せば一瞬で解決なんですけどね、それもそれで怖い笑
序盤の主人公の事情(伏線ぽいの)がうまく生かされずによくわからないまま終わったのはいただけなかったですね。
実は主人公以外すべて仮想でトラウマのある(らしい)主人公に負荷を与え続けたらどうなるのかとかの実験してましたみたいなのでも面白かったかなーと思いました。
それでもホラーとしては充分に面白いです。無表情の子役さんたちが素晴らしく怖い…
こういうARとかVRとかでお化け屋敷みたいの今後どんどん増えていくんでしょうけど参加者の心臓が心配…笑
評価:6/10点
単純にホラーとしては好き。POV系ホラーが好きな人にはいいかも。面白い素材だけに脚本は不満。