バード・ボックス(原題BIRD BOX)

バードボックス

子どもの健気さに泣ける。

【作品概要】

公開:2018年

上映時間:124分

監督:スサンネ・ビア

出演キャスト:サンドラ・ブロック、トレヴァンテ・ローズ、ジョン・マルコヴィッチ他

あらすじ

謎の闇に突き動かされた者たちが相次々と命を絶ち、人口が激減して5年。ここまで生き延びてきた母親が2人の子供を連れて、安住の地を目指す危険な旅に出る。

感想

地上に“何か”が現れて、それを見ちゃうと気持ちよくなったり、悲しくなっちゃったりで自ら死を選んでしまうらしい。

 

死こそが進化だってことで、感染?したら心に闇がある人は特殊能力者になり、普通の人は心が飽和して自殺を選んじゃうという設定だった『アライヴ‐最終進化的少年‐』って漫画に似てる気がして懐かしかった。アニメ化…

 

子ども二人との旅と過去の回想が交互に展開されていく流れ。見る人によって解釈が違うかもしれないんだけど、子ども二人の扱いにちょっと差があるような気がして、片方自分の子じゃないのかなと思ってたら本当にそうだった。

特に中盤、死ぬかもしれないけどやらないといけないことがあって誰がやるかってなった時に、母親は死んじゃったら子ども二人ではどうしようもなくなるからってことで除外、子ども二人のうちどっちがやるかってことに…

その時に自分の子どもが“やる”って言った時は何でかダメって言って無言で待つっていうのは、明らかにもう一人の子にやるって言わせようとしている感じがした。それを察してかもう一人の子がやるって言いだしたときはその健気さに泣きそうになった…

 

唯一気に入らなかったのは、クズが成敗される描写がなかったこと。回想の中で食料調達のための車を奪って逃げていった奴らがいたけど、世紀末な世界でも自分のために他人を裏切る者には天罰が下るって展開が欲しかった。

 

映画は家族愛寄りだったけど、原作はSF感がより強いらしいのでいずれ読んでみたい。

評価:6/10点

結局“何か”の正体は何なのか?面白いけどSFというよりは家族愛ものかな。