ザ・ボーイ~人形少年の館~(原題The Boy)

色んな意味で普通に怖かったんだが…
【作品概要】
公開:2016年
上映時間:97分
監督:ウィリアム・ブレント・ベル
出演キャスト:ローレン・コーハン、ルパート・エヴァンス、ジェームス・ラッセル他
あらすじ
裕福な老夫婦に雇われ大邸宅へ向かうと、男の子の人形の“子守”をするよう言い渡される。しかも、絶対に破ってはいけない10のルールがあると言う…。
感想
ブラームス君という“人形を”めぐって話が進んでいくストーリー。
この映画が怖いのか自分がビビりすぎなだけかわからないくらい普通に怖かったんですが…こういうの好きだからいいけど笑
ジャンルスイッチホラーらしく序盤から話が進むにつれジャンルが入れ替わっていきます。一粒で何度も美味しい的な。
人形を息子として育てている狂った老夫婦スリラー?
↓
人形が動く!?普通にホラー
↓
DVの恐怖!?バイオレンスホラー
↓
???
と、こんな感じでジャンルがスイッチしていくんですが、まぁしょっぱなから怖い。
老夫婦が人形を見つめている時の目がマジモンでイカレ感あって普通に怖いし、人形が本当に生きていて動いていたとしても怖いという隙を見せぬ二段構え…
そしてそれを可能にしているのはブラームス君人形の出来!
人形ホラーと言えばチャッキーですけど、ああいう洋物的な怖さではなく日本人形的怖さがあります。
何もしないのにいるだけで怖いみたいな。
なんというか目がね…リアルで嫌なんですよね。
あといちいち顔の陰影が怖い…スタッフ気合入れすぎだろと思うとともにこの作品のキモをわかってるなと嬉しくもなったり。
怖…
ラストは、あーそっちなのねって感じですが、全体的に飽きさせない構成だったかなと予想外に結構満足させてもらいました。
評価:8/10点
ホラー好きな人は好きなんじゃないかなと思います。私は大好物でした笑