フッテージ(原題SINISTER)

8mmフィルムの映像がサイレントヒル感あってめちゃくちゃ雰囲気がいい!
【作品概要】
公開:2013年
上映時間:109分
監督:スコット・デリクソン
出演キャスト: イーサン・ホーク、ヴィンセント・ドノフリオ、ジュリエット・ライランス他
あらすじ
ノンフィクション作家のエリソンは、一家首吊り殺人事件をテーマにした新作執筆のため、事件現場となったその家に、妻と2人の子供を連れて引っ越してきた。そして屋根裏部屋で古びた映写機と5本の8mmフィルムを発見する。それら「フッテージ」には、その家で起こった首吊り殺人に加え、時代も場所も異なる溺殺、焼殺、刺殺、轢殺された家族たちの凄惨な殺害現場が映されていた。一体誰が、何のために?それぞれの映像に写り込んでいた不気味な仮面の男と、血しぶきで描かれた記号の意味は?事件の謎にとりつかれたエリソンの前に、半世紀にわたる邪悪な〈呪い〉が、遂にその正体を現す―。
感想
まずの謎がフッテージって何???
字幕も「なぜここにフッテージが?」みたいになってるし、なんなん?ってなってたらどうも“撮影されたままの未編集の映像”のことらしい。
そのいくつかある映像も前半ホームビデオ、後半不可解な映像って感じで、雰囲気がサイレントヒルの表世界と裏世界みたいな落差でかなりワクワクさせてくれる。
ただ、ロープに吊るされた大人二人子ども二人が、木の一部を切ることでそこをおもりにして4人が首つり状態になる仕組みにしてあるけど、重さが釣り合っていないような…って気になる。
だけどその辺も雰囲気のよさがあってそこまで引きずらないで済む。
敵の正体がはっきりしないのはイマイチかもだけど、続編ではっきりした正体と回避法をやるつもりなのかなって風に考えれば謎のまま終わるのもいいかなって気もした。
評価:8/10点
8mm映像を使うことでちらつきとかの効果が出てていい雰囲気を作り出せてた。