ラスト・シフト/最後の夜勤(原題Last Shift)

細部に不満はあったりもするけど雰囲気はかなりいい。
【作品概要】
公開:2014年
上映時間:87分
監督:アンソニー・ディブラシ
出演キャスト:ジュリアナ・ハーカヴィ、ジョシュア・ミケル、J・ラローズ
あらすじ
閉鎖が決まった警察署で1人待機する新人女警官。だが、来るはずの業者は到着せず、やがて不可解な怪現象が起こり始める。必死に任務を全うしようとする彼女だが…。
感想
勤務初日から一人で夜勤とかひどすぎるだろ…
しかも知る人ぞ知る曰く付きの旧警察署で、「絶対持ち場を離れるな」とか「留置場には行くな」とかあやふやな情報だけ渡してないで、やべーならやべーってはっきり情報を言ってあげなよ…と思ってしまう笑
霊の正体が殺人カルト集団だったってのはちょっとしょぼく感じてしまったんだけど、雰囲気の不気味さはかなり好きな部類だった。
特に心霊現象の合間に現実の出来事をはさんでくるのが良かった。そのおかげで、現実っぽいけど本当にそうなのかわからないって感じになるのがいい。
その辺はうまくエンディングの演出への流れにできていたように思った。
ただ、エンディングは、自分自身が狂っているのかいないのか判然としない状況で現実を突きつけられて、狂うのかカルトの信者になるのかみたいな感じが良かったかなと思った。他人の介入は余計だった気がする。
評価:7/10点
霊の正体だったり、エンディングだったり多少不満なところはあるけど全体的に不気味な雰囲気がよくて結構好き。