フローズン(原題FROZEN)

思ったより面白かったけどもうちょい頭使った展開が欲しかった。ナイター行く人なら起こりうる身近な怖さは〇
【作品概要】
公開:2010年
上映時間:93分
監督:アダム・グリーン
出演キャスト:ケヴィン・ゼガーズ、ショーン・アシュモア、エマ・ベル他
あらすじ
日の暮れたスキー場で最後の滑りを楽しもうと、ダン、ジョー、パーカーの若者3人が乗り込んだリフトが、突然山上への途中で停止してしまう。いくら大声で救助を求めても、大自然の真っただ中ではだれにも悲鳴は届かない。スキー場の営業が開始するのは1週間後。ゲレンデの照明が消え、猛烈な吹雪にさらされたとき、携帯電話も食料も持たない3人は、自分たちがこの上なく最悪の状況に陥ってしまったことを思い知らされる。氷点下20度という血も凍りそうな極寒の暗闇のなか、地上15メートルの空中に宙吊り状態で置き去りにされてしまったことを…。
感想
主人公達がリフト代ケチって報いを受ける系シチュエーションホラー。
やってることがしょーもなさすぎて一生雪山で凍ってろとしか思えない。
昔スキー場でリフト乗ってると故障でリフト止まることがたまにあって、普通の営業時間中ならちょっとしたアトラクション感あって楽しめたけど、最終搭乗かつ電気が落ちていくとか嫌すぎる。しかも日本だとリフトの下は進入禁止になってるところが多い?のかリフトの下は結構フワフワの雪が積もってる印象で、最悪飛び降りれるかと思ってたけど今作のシチュエーションではカチカチ…
結構なピンチの割に行動が遅いのはどうかと思ったけど、行動しないと100%死、でも大けがは免れなそうで怖いって葛藤はよく出てたと思う。
でももうちょっと頭使って問題が解決しそうって展開のうえでトラブルでピンチって流れが欲しかったかな。
しかし週末だけの営業の時期に入ったスキー場とはいえ、人が引き上げて電気が消えて数時間のスキー場にすぐ攻撃的な狼が来るとかスキー場の環境として大丈夫なのか…笑
あの感じだといつもすぐ近くで人を喰うチャンスを狙って待ちわびているとしか思えない笑
評価:6/10点
狼が出てくる以外は日本のスキー場に行ったときにも起こりうるシチュエーションで実感を持って怖さを味わえる。