着信アリ

あの頃のホラーの質は良かったなーと思わせてくれる。
【作品概要】
公開:2004年
上映時間:112分
監督:三池崇史
出演キャスト: 柴咲コウ、堤真一、吹石一恵他
あらすじ
由美は友だちの携帯が奇妙な着信音で鳴るのを聞く。着信記録は3日後。形態には彼女自身の声で悲鳴のような留守録も残されていた。そして3日後、彼女はメッセージと同様の悲鳴をあげ、死んでしまう。
感想
懐かしい…
公開当時、携帯電話の着信音をこの映画の音にしてて、しかも普段マナーモードにしてたから忘れてて、たまたま解除した状態でコンビニで鳴り響かせてしまうっていう笑
突然理不尽な被害が降りかかってきて、それをどうにかして回避しようとして謎を解いていくってストーリーはリングとほぼ一緒というか昔の日本ホラーが面白かった時代の伝統だなって思う。
その上で霊の正体をちょっとひねってきたからそれはそれで意外性があって面白かった。
ただその意外性を追求したせいで?、他のホラーからすると霊が弱いように思えてしまって、貞子vs伽椰子みたいな楽しい映画に組み入れてもらえないのかなって気もする。実際この偉大な先輩方に混じると使いっ走りをさせられてるイメージしかわかないし。
そして昔から思ってたけど初期の柴咲コウは本当にホラー向きの容姿してるなー
評価:7/10点
古き良きホラー。被害者たちの死にざまがかなり気持ち悪くていい。