アウトサイダー(原題THE OUTSIDER)

アウトサイダー

戦後日本の雰囲気はいい感じ。関西の覇権をかけた抗争のはずなのにそうは見えないのが残念。

【作品概要】

公開:2017年

上映時間:120分

監督:マーチン・サントフリート

出演キャスト:ジャレッド・レトー、浅野忠信、椎名桔平他

あらすじ

終戦後の大阪で、囚われの身から解放されたアメリカ兵が歩み始めた極道としての人生。だがそこは、一度足を踏み入れたが最後、頭まで沈み込む危険な世界。

感想

初っ端から看守長?の声ドス効きすぎでしょ…

あんたがやくざやん。

 

1950年代の日本でちゃんとした勉強してないって設定のはずなのにここまで英語喋れるもんだろうかと思うくらい普通に英語を喋るやくざ。まあたぶんその頃だとアメリカ人相手の商売が多くて使わざるを得ないうちに覚えたのかなーと思ったけど。

 

そしてこの映画の一番の問題は抗争の規模を実感できないとこだと思った。

たぶん関西の覇権をかけてやりあってると思うんだけど、お互い人数少ないせいで迫力が足りず場末の小さい組が争ってる風にしか見えない。

あと主人公側が組長から浅野忠信、椎名桔平といかにもそっち系っていう迫力のある感じなのに敵側がそんな感じがなくてイマイチ見ていて気分がのらない。旧勢力を淘汰する新勢力っていうことで多少インテリ寄りだったのかもだけど。それにしても雑魚感が拭えてなくて、うーんって感じだった。

 

逆に良かったなと思ったのは風景とか人の雰囲気。

建物とか路面電車とかの雰囲気がいかにも日本人が昔の日本を想像したときに出てくる日本って感じで見ていてワクワクできる雰囲気があった。

 

テレビほとんど見ないので安田大サーカスのHIROが痩せたってことだけ知ってたけど何故か映画で初確認。ほんと別人みたいに痩せたなぁ。

評価:5/10点

主人公の背景があまり語られなかったせいでそこまで魅力を感じられず、単に義理堅い暴走列車みたいにしか思えなかったのがマイナスポイントだった。