十年(原題:十年 Ten Years)

十年

短編5話内でも出来に差があるように思うけどなかなか興味深い内容だった。

【作品概要】

製作:2015年

上映時間:108分

監督:郭臻, 黄飛鵬, 歐文傑, 周冠威, 伍嘉良

あらすじ

労働節の集会で騒ぎを起こすよう命じられたチンピラ2人組を描いた「エキストラ」、終末世界の香港で失われゆくものを黙々と標本にし続ける男女を描く「冬のセミ」、普通話の習得が営業に必須となったタクシー運転手の奮闘を描く「方言」、イギリス領事館前で発生した焼身自殺の真相を擬似ドキュメンタリー形式で追う「焼身自殺者」、香港で最後の地元産卵を売る青年を描いた「地元産の卵」の5話で構成される。

感想

なんとなく表現したいことはわからんでもないけどそんなに刺さってこない。

でも香港の未来を考える層に刺さるのは理解できる。

 

個別に見ると、

最初のテロのは話としても良かったし映像表現的にもちゃんと工夫が感じられて良かった。

 

二番目の標本のやつはとりあえずエディって誰だ?

 

三つ目のタクシー運転手のは重要なテーマなんだと思うけど、場面を切り取り過ぎてて短編映画というより4コマ漫画感が否めない。

広東語と普遍語の違いがわかってればまだしっくりくるかもだけど。

 

四つ目のイギリス何とかしてくれーな話は正直理解できないんだよな。

今の中国があれだからうやむやになってるけど一番クソなのはイギリスじゃない?と思うんだけど…

イギリスに訴えるって主張してるけどイギリスを訴える方が先では?

 

最後のは少年団とかいう謎の組織がバカみたいな言葉狩りをしてるのにドラえもんはいいんか?って普通に読んでたから思ったけどやっぱり禁止だった笑

 

個人的には最後の話が一番良くできてたと思った。

日本でもまわりに流されて主体的に行動できない人が多くなっている中で痛いところを突かれているように思える内容。

評価:7/10点

香港問題としてもそうだけど自分の生活に当てはめても考えさせられることがあった作品。