SOLO 孤独の淵で(原題SOLO)

“127時間”系の映画だけど 、クズ男の恋愛話が多く入る中盤までがイマイチ過ぎて感情移入できない。
【作品概要】
公開:2018年
上映時間:90分
監督:エーゴ・ストゥーベン
出演キャスト:アライン・エルナンデス、アウラ・ガリード、ベン・テンプル他
あらすじ
カナリア諸島の秘境スポットを一人で訪れたサーファーが崖の上から転落。サバイバルをかけた孤独なバトルの中、自らの人生を回顧する。実話に基づく作品。
感想
スペインのカナリア諸島での遭難事故の実話に基づく映画。
アメリカの国立公園でキャニオニング中に遭難した実話を描いた“127時間”と同じような感じで見てたけどそっちほどは感情移入できなかった。
というのもこっちの主人公はなんというかチャラい。(むしろただのクズ男?)
遭難が始まってからは緊迫したシーンが続くけど、その合間合間に恋愛系その他のクズ男エピソードを入れてくるから、感情移入できずに頑張って助かってほしいって気分にならない。
ただそれも中盤までくらいで、それ以降は余計なエピソードが入れ込まれることが少なくなり、単純に“生きる”ということに焦点を当てた感じの映画になっていてそこは良かった。
見ていて思ったのは装備の大切さ。
慣れてるとこに行くからと適当に準備してたらちょっとしたことで普通に死にそうになってしまう。とりあえず、人がいないようなとこに行くときは携帯は防塵防水のやつにしとくべき。
評価:5/10点
序盤の変なエピソードがなければもっとのめりこんで見れたかもしれない。人間の弱いところを描いたという観点で見ればいいことかもしれないが、弱いの方向性がクズ過ぎて受け付けなかった。