キレるオヤジの逆襲(原題DESPIDO PROCEDENTE)

大企業のはずなのに警備員が使えなさ過ぎて面白い。
【作品概要】
公開:2017年
上映時間:89分
監督:ルーカス・フィゲロア
出演キャスト:イマノル・アリアス、ダリオ・グランディネッティ、ウーゴ・シルバ他
あらすじ
アルゼンチンに住むスペイン人男性。仕事も私生活も絶好調な中、通りすがりの男に道を聞かれる。間違った方向を刺したことで恨みを買い、人生が暗転し始める。
感想
ジャンルがよくわからなかった。コメディっちゃコメディなんだろうけど、結構不穏な雰囲気もありシリアス系としても楽しめる気がする。
そして見てて警備員の評価の二転三転具合が面白い。
大企業のはずなのになぜこんなアホを雇っているのか…?→めっちゃいい奴やん!→やっぱアホや…みたいな。
登場人物結構みんなぶっ飛んでるけど、一人だけ飛距離が違った笑
途中までは現実にこういう難癖付けてくる奴普通にいそうで胸糞悪かったけど、敵味方が入り乱れ始めてからは面白かった。
今の時代だと、痴漢えん罪とかもあるし、自分の行動の一部だけで判断されて正義マンにSNSで拡散されるとかありうるわけでどうやったら回避できるんだろうかと考えさせられる映画。他人に関わらないのが一番かもしれないけど、そうするとトラブルの助け合いもなくなってそれはそれで…って感じで解決策が分かりません!
そしてエンディングでいい話感を出そうとして(たぶん)作中に色々あった人達が集合しているけど、エピソードが薄いせいなのかこっちが顔を覚えられないのが悪いのか全然誰なのかわかりません!
評価:6/10点
サントラがラテンぽくて好き。アホな警備員達と主人公が絡むあたりの意味不明な感じもいい。