最後の正義(原題LA HORA FINAL)

最後の正義

ペルーにおける過激派対警察を描いたペルー映画。といってもドンパチではなく父子、姉弟の関係に主眼をおいたヒューマンドラマでした。

【作品概要】

公開:2017年

上映時間:118分

監督:エドゥアルド・メンドーサ・デ・エチャベ

出演キャスト:ピエトロ・シビル、ニディア・ベルメホ、トニョ・ベガ他

あらすじ

巧みに姿をくらます、“輝ける道”を率いる男。居場所を突き止め逮捕しようと、ペルーの警官2人が潜入捜査に。思わず引き込まれる実話に基づいたドラマ。

感想

勢力を弱めてはいるものの現在でも活動を続けている“輝ける道”というペルーの武装組織のリーダーを追う警察を中心としたサスペンスです。

ですが物語的な浮き沈みはあまりなく、動乱の中での父と子、姉と弟という二つの家族関係に焦点が当てられています。

 

国の混乱期に家族が別の道を行き対立してしまうという構図は割とよくあると思うのですが、今回の姉弟でも根底ではお互いを思いつつどうしようもないというのが良く出ていたのかなと思います。

一方で、主人公とその息子という家族の部分では主人公の家族面でのダメっぷりが目立つばかりで、最後に家族愛!みたいな感じで終わられてもだから何なの?としか思えず正直なところ蛇足と感じました。

 

なので警察側の二人それぞれの家族に焦点を片側からあてるよりも、姉側と弟側という風に展開すればその流れで警察内部の描写も組織側の描写も細かくできたんじゃないかと惜しく思いました。

 

ちなみにあらすじでは潜入捜査を行うことになっているんですがやってませんでした笑

あらすじを作った人は違う作品をみていたのでしょうか…

評価:6/10点

浮き沈みは少ないストーリーですが、その中にどうにかしたいけどどうにもできないもどかしさがうまく表現されているように思いました。