打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

ちょっと映像が過剰でお腹いっぱいかなーと思ってしまった。歌は好き。
【作品概要】
公開:2017年
上映時間:90分
監督:新房昭之
出演キャスト:菅田将暉、広瀬すず、宮野真守他
あらすじ
典道が思いを寄せるなずなは母親の再婚が決まり転校することになった。なずなは典道を誘い、街から逃げ出そうとするのだが、母親に連れ戻されてしまう。それを見ているだけで助けられなかった典道。「もしも、あのとき俺が…」
繰り返す、夏のある一日。花火が上がるとき、恋の軌跡が起きる―
感想
ドラマ版も見たことないけど、この内容は実写でやるべきかなーと思った。
作画がいいのはいいことなんだけど、それが結構SF表現に向かっていて世界線変更(?)のときの表現とかが過剰に感じられてちょっとなぁと感じてしまう。
それと表情による感情表現もアニメ的だと過剰に感じてしまうので、実写の俳優さんの絶妙な表現で見たいなと思う。
そう思ってドラマ版を調べたらヒロイン役は奥菜恵!?あとで絶対見よう…
設定的にもイマイチ納得いかなくて、勝手に決めてしまう大人にIFであらがううちに大人へ近づいていくって話だと思うんだけど、勝手に決めてしまう大人(ヒロインの母親)が本当に勝手すぎてキツイ。
いかにも毒親って感じで子ども側頑張れーってしか思わせないのはどうかな。大人側にも大人側の事情があって仕方ないって形にして、若いときにはわからなかっただろうけど大人になってそのことがわかったっていう葛藤のようなものを視聴者に抱かせる作りにしておいた方が良かった気がした。
そして最大の問題、声優…
主役は論外。
ヒロインは下手とかどうこうより声が絵に合ってないように感じた。それは製作会社にも問題あって、他アニメとそっくりなキャラデザにしてるせいで合わなさを感じてしまうので、その辺ちゃんと書き分けろと思わざるを得ない。
あとわき役なのに声で存在感発揮しすぎな梶…
歌は好きです。
評価:3/10点
実写ではできない表現をするっていう点ではアニメ化はいいことかもしれないけど過剰なのも良くないと思う。