エンド・オブ・ウォッチ(原題:End of Watch)

男の友情とか家族愛の描き方はいいけどそこで止まってるのがもったいない。
【作品概要】
公開:2012年
上映時間:109分
監督:デビッド・エアー
出演キャスト: ジェイク・ギレンホール、マイケル・ペーニャ、アナ・ケンドリック他
あらすじ
サウス・セントラル地区を担当する白人巡査テイラーとその相棒であるメキシコ系巡査ザバラ。パトロール中に思いがけずメキシコ麻薬カルテルの秘密に触れてしまった2人は、組織から命を狙われるようになり……。
感想
男同士の友情だったり、メキシコ系の家族関係だったりの描き方は結構いいと思う。
ただ、後の悲劇を大きく見せるためにだろうけど、それが過剰になっているような…どうでもいい主人公たちの日常シーンが多すぎるって思ってしまう。
そして、せっかく自撮りのカメラを着けてるのにうまいこと活かせてないのがもったいない。
映画で自撮り使って臨場感が出るのは戦闘シーンだと思うけど、更衣室とか警察署内でのバカ話に使ってる場面が多くてもうちょっと使い方あるでしょ。
ラストは襲撃直前のいい思い出流して悲しいねって思わせるだけで終わるんじゃなくて、警官がやられてこれからどうするのかってのを描いたほうが意味がある気がした。
評価:4/10点
西海岸とかメキシコとの国境あたりでは当たり前にありそうな内容だから、単に友情とかを描くだけで終わらないでそれをどう未来につなげていくのかを描いてほしかったような。