ザ・アウトロー(原題Den of Thieves)

面白いのに色々な設定がフワッとしてるのがもったいない。
【作品概要】
公開:2018年
上映時間:140分
監督:クリスチャン・グーデガスト
出演キャスト: ジェラルド・バトラー、パブロ・シュレイバー、オシェア・ジャクソン・Jr他
あらすじ
48分に1回銀行強盗が発生するといわれるロサンゼルス。ロサンゼルス郡保安局の重犯罪班を率いるニック・オブライエン(ジェラルド・バトラー)は多発する銀行強盗に日々立ち向かっていた。そんなある時、伝説の強盗と呼ばれるレイ・メリーメン(パブロ・シュレイバー)の一味が3000万ドルの銀行強盗を企てているとの情報が舞い込む。氷のように冷たく、恐ろしいほど冷静なレイに率いられた集団は、平凡な強盗団ではない。軍人のように正確に動き、緻密な計画を立て、熟練した人材を雇い入れる。ニックたちは徐々に一味を追い詰めていき、両者が対決する日は刻一刻と近づいていた。
感想
ロサンゼルスでは銀行強盗が一日に何件も起こるっていう割には現場に行かせる警察の装備貧弱すぎんか…初っ端やられる警察官たちがかわいそうすぎる。
銀行側も連邦準備銀行はともかく普通の銀行は対策しなさすぎじゃないのかと思えるくらい貧弱すぎる…
たぶん保険かけてるから銀行強盗に来られても別にいいんだろうけどなんかモヤモヤする。
ストーリー的には、相手に近づきまくって腹の探り合いからの伏線回収がいい。回収がナチュラルすぎて気付かない人は気付かなさそうだけど。
(と、見てた時は思ってたけど、これ書いている今何だったのか思い出せない笑)
ただ主人公家族間のゴタゴタがいらないような…どう考えても無駄な味付けに感じる。
あと、主人公たちは警察だけど自分たちのことをギャングって言ってて、なのにその辺のキャラ付けがふわっとしていてもったいないような。普通に荒くれの警官で良かった気がする。
評価:6/10点
主人公たちのキャラ付けと展開のフワッと感が残念だった。