狼の死刑宣告(原題Death Sentence)

狼の死刑宣告

起こってほしくないけど現実にも起こりうる理不尽な復讐の連鎖。その時どう動くのか考えさせられる。

【作品概要】

公開:2007年

上映時間:105年

監督:ジェームズ・ワン

出演キャスト: ケビン・ベーコン、ギャレット・ヘドランド、ケリー・プレストン他

あらすじ

妻と二人の息子と幸せな生活をおくる普通の男:ニックは、立ち寄ったガソリンスタンドでギャングの襲撃に遭遇し、目の前で息子を殺されてしまう。心の傷も癒えぬまま裁判を迎えるが、納得のいく刑罰を与えることができないことを知り、法廷で裁くことをあきらめる。その後、怒りと悔しさから計らずも犯人の少年を尾行し、自らの手で復讐し、殺害してしまうが、その相手はギャングのボスのたった一人の弟だった。暴力の連鎖を止められなくなってしまったニックは、愛する家族までも巻き込んでギャングとの、“戦争”に陥っていく。

感想

全くたいした理由もなく人を殺した犯人が死刑にならないんだったらどうするかっていう真っ当な復讐物の映画。

そもそもギャングは自分たちから始めといて、その仕返しに復讐されたからって、さらに復讐し返すとか意味が分からん。頭おかしすぎ。

自分たちの中だけで完結させて死んどけばいいのに。

 

そして警察も一般市民にだけ強気に出て説教してないで、ちゃんとギャングの掃除しとけよって感じ。警察が手を抜いているせいで一般市民が殺されてるんですけど…

 

普通のパパさんが、色々思い詰めながら復讐する流れは子どもをもつ親なら感情移入せずにはいられない展開。子どもいないけど…

さらに復讐の連鎖によって覚悟を決めてからの力強さがカッコよかった。行くとこまで行ったら最後まで行くしかないだろうって悲しい力強さなのが悲壮感あって何とも言えない。

 

ただ、二人子どもいて一人が殺されてしまった時に、その復讐のために生きるのも理解できるけど、そう生きるのと唇噛んで耐えてもう一人の子のために生きるのとどっちが正しいんだろうって考えさせられる。

少なくとも自分にはどっちとは言えない。

評価:8/10点

誰にでも起こりうる悲しみを描いたいい作品。起こってほしくはないけど自分の身に起こったらどうすべきなのか考えさせられる。