ホース・ソルジャー(原題12 Strong)

内容は別にいいんだけど、アメリカ発でこういう映画やるのはなんかもやっとする。
【作品概要】
公開:2018年
上映時間:129分
監督:ニコライ・フルシー
出演キャスト: クリス・ヘムズワース、マイケル・シャノン、マイケル・ペーニャ他
あらすじ
2001年9月11日のその翌日、ミッチ・ネルソン大尉は、最も危険な対テロ戦争の最前線部隊に志願し、特殊作戦の隊長に任命される。わずか12人でアフガニスタンへ乗り込み、反タリバンの地元勢力を率いるドスタム将軍と手を結び、テロ集団の拠点マザーリシャリーフを制圧するのだ。だが、現地に着いた彼らに、次々と予期せぬ危機が襲い掛かる。敵の数はまさかの5万人、しかも彼らは米兵の命に高額の懸賞金をかけていた。さらに、将軍から険しい山岳地帯で勝利を収めるための最大の武器は、ほとんどの隊員が一度も乗ったことのない“馬”だと言い渡される。
感想
“敵の数はまさかの5万人!”ってそんなまさかとかいうほどの人数か…?
普通にいてもおかしくない人数じゃない?
展開的には、前半が現地部族との折衝をやってて、後半に戦闘シーンって感じ。
前半部分は現地部族特有のなんやかんやがあって関係性を築くのが難しいってのがよく描けていたように思った。
後半の戦闘シーンも迫力あってよかったんだけど、馬に乗って突撃するときに乗りなれていないだろう米兵たちが走る馬上から正確に狙いを定めていたとこはやっぱり違和感があるなー。
どの程度話が美化されているのかわからないけど、この話が100%真実であったとしてもその後のアフガニスタンの泥沼の入り口になったのは事実なわけで、アメリカ発の映画なのに主人公と将軍の間に今でも親交があっていい話だねー的な終わり方をするのはおかしいんじゃないの?
評価:6/10点
アメリカ人なら称賛できる内容かもしれないけど、よその人がそうできるかはわからない気がした。